賛美歌の為の賛美歌

2014-08-12
story

賛美歌の為の賛美歌

目を閉じて無言の流星に空を描く。 

意味なんて無いんです。 

君が幻想を嘆くから、僕は夏を越えられないでいる。 

エアコンの起動音。 

錆び付いたのは麦茶だけだった。 

胎児のままの僕が、あの人を指差して項垂れている。 

エアコンは動いていて、それなのに、僕は夏を越えられないでいる。 

夢うつつに付いた嘘が、未だに夏を過ごせていないんです。 

ワークシートに書かれた赤鉛筆が見つからないってさ。 

大きな眼球がテールランプに見えたら病気だって知っている? 

満月飲み下して眼科に行かなきゃならないんだぜ。 

民間療法じゃメガホンに思い切り嘔吐しろって良く言います。 

砕いたピーナッツで控えめに咳き込んだ後で。 

いいからとっとと喚いちゃえよ。